海外からの評価も高い、高野与八作の　与八人形、　よはち　創作こけし　の箱入り未使用　 「寒月宿鴉」「もみじ」2体です。もっと大きいのもあるようですが、こちらは小さめなものです。「寒月宿鴉」高さ約13,5cm　「もみじ」高さ約11.5cm　です。素人の計測ですのでご容赦ください。私がこけしが好きだったので、夫がこの日本画風の図柄に惚れ込んで手に入れてくれましたが、なんでこんなに高いものを、とつい呟いたのを覚えています。高野与八氏は、明治40年新潟県生まれで、戦前、東京で日本画や染色工芸（友禅染め）などを修業、戦後兵役を終え、秋田県川連町で友禅技術を取り入れたこけし（与八人形）を製作して高い評判を得ましたが、平成6年逝去されています。総特約店だった宮城県塩釜市の丹六園の説明書付き、箱入りです。画像の説明書をご参照ください。その店は、お気の毒に東日本大震災の津波で大変な被害にあい、お店の方々はご無事で良かったのですが、与八人形はどうなってしまったでしょうか。我が家に来て以来、箱入りのまま眠っており、時々思い出して開けてはみましたが、そのまま箱の中に戻し、飾ったりは致しませんでした。箱は経年劣化できれいとは言えませんが、本体は全くぴかぴかなままです。大きいこけしの背中の小さい茶色は、木本来の色です。今後なかなかきれいなものは出ないと思います。熱烈なファンがおいでということですので、大切にしてくださる方にお譲りしたいと思います。